DIYについて
リフォームは自分でできる?メリットやデメリット・注意事項までを解説!
これからリフォームを検討している方に、業者に頼むか?はたまた自分でできないものかとお考えの方ごいるのではないでしょうか?
誰でも、お金をなるべく掛けたくないため、なんとか自分で材料の調達から施工までできないかと考えてしまうものです。
少しでも費用を少なくするという目的であれば正解でしょう。
しかし、リフォーム内容によっては専門性が非常に高く、失敗して後戻りできなかったり、場合によっては大きなケガや事故につながります。
そこで今回は、「リフォームは自分でできるのかどうか」についてお話ししますので、参考にしてみてください。
■リフォームは自分でできるの?
最近は YouTube などの影響もあり DIY が流行しているため、リフォームも自分でできないものかと考えてしまうものです。リフォームの内容によっては自分でできますが、結論プロに任せるのが無難でしょう。
その理由は、リフォームに失敗した場合、結局プロに任せたら余計にお金がかかるからです。
専門性の高いリフォームであればあるほど、失敗をして結局リフォーム会社にお願いしたということが後を絶ちません。
人にもよりますが、見た目にこだわらないのであれば、家具の塗装やドアノブの交換くらいであれば自分でもできるかもしれません。またフロアマットや庭の人工芝の交換くらいであれば、そこまで難しくないでしょう。
しかし、水回り設備の交換や、電気の配線工事など、失敗した場合は大変なことになりますので、費用がかかりますがプロに任せるべきです。
クロス張り替えや床の張り替えは、失敗しても生活を脅かす大変なことにはならないかもしれません。今ではDIY用に生ノリ付き壁紙などネットでも販売していますし、壁一面や、部分的に貼る分にはなんとか貼ることは可能でしょう。
しかし、部屋全体など大量のクロス張り替えリフォームなどは、初めからプロに任せた方が時間やコストなど考えると、結局プロに任せた方が利口だと言えるでしょう。
それでも自分でやってみたい!と思う方にどんなメリットがあるのか、逆にどんなデメリットがあるのかをまとめてお伝えします。
■リフォームを自分でするメリット
〇費用を安くできる!
自分でリフォームする場合の最大のメリットは、リフォーム費用を限りなく安くできることではないでしょうか♪
基本的には材料や工具の費用だけで済みますので、もっとも安くできる方法です。
しかし先ほども伝えた通り、トイレやお風呂場など水回りの設備系や電気コンセントの交換などは十分に気をつけてされてください。また、電気の配線は電気工事士の資格が必要ですので、ある程度知識のある方や、DIYの知識がある方でないと難しいでしょう。
知識がない方がとりあえず安く済ませたいために自分でリフォームをやろうと手を出すと、失敗するリスクが非常に高くなるため、注意が必要です。
結果、最終的にリフォーム会社にお願いすることになり、購入した材料や工具は無駄になり、プラスでリフォーム会社の費用がかかってくるためリスクを考えておきましょう。
〇家の造りやリフォームに詳しくなれる♪
リフォームを自分でしようとすると、事前に色々と勉強したり実際に経験すれば、それだけ知識がついてくるものです。
これは失敗しても成功してもどちらでも同じことが言えます。仮に失敗した場合でも、こうすれば失敗するのか、と知識が得られます。
またリフォームが上手くいけば、将来的に同じ作業が必要になっても難なくこなせるようになるでしょう。
ただし、間違った方法や知識でリフォームを覚えてしまう可能性もあるので、家の重要な構造を変えたりするリフォームは、やはり注意しましょう。
〇自分の好きなようにリフォームできる♪
リフォーム会社に相談するとどうしても営業マンの意見が含まれるので、本来いらないオプションが含まれたり、逆にこれをやってほしかった、など思い通りいかないこともあると思います。しかし、自分でリフォームをする場合は、とくに制限はなく、1からどういう風にしようかと、考えながら自由にできるということもメリットですね。DIYリフォームはそこが一番の楽しみであり、達成感に繋がる所だと思います。
ただし、大掛かりなリフォームはやはり注意するべきです。例えば資格が必要なものや高所作業、建物の構造をかえるリフォームは辞めておくのが無難でしょう。
プロの意見がない分、作業前に準備を十分にしておくことが大切です。
〇やりたいと思ったら今すぐにできる♪
リフォームの内容にもよりますが、リフォーム会社にお願いをしても今すぐに対応してくれるわけではありません。事前打ち合わせ、お見積り、職人の段取りなどするため今日の今日では難しいでしょう。
ですが自分でDIYであれば、材料や工具さえあれば、今日すぐにでもリフォームができてしまいます。
ですが、すでに材料や工具がそろっているという方は、DIY経験者でしょうし、初めての方は、やり方を勉強して、道具を揃える所から始まるため、今すぐというわけにはならないかもですね。
また、すぐに対応してくれるリフォーム会社をお探しなら、地元の内装工事店に問い合わせてみるといいでしょう。内装工事店は施工できる職人が現地調査に来られるため、見積もりから施工までワンストップで対応してもらえます。ですので、大手のリフォーム会社より、スピーディーで低コストで対応なのでおすすめです。
〇DIYできる男性は頼られる♪
家族がいる場合、 DIY をされるのは男性が多いのではないでしょうか。最近では若い大学生でもちょっとしたことはDIYで部屋をおしゃれにしてインテリアを楽しんでいますね。
アメリカや海外ではDIY文化が根付いているため、日常化していますが、日本人はDIYリフォームについて、まだまだ普及していないため、DIYをする男の人は一目置かれることでしょう♪
リフォーム会社に頼らず自分で対処すれば、きっと家族や恋人、友達からの評判は高くなります。
また、材料費だけで済むため、余計な出費が減り家族から大変喜ばれます。
初めてのDIYは失敗してしまうこともあると思いますが、経験を積むことでDIYできるようになり、あなたの周りの方々に喜ばれる存在になれることでしょう。
自分でDIYリフォームするとメリットはたくさんありますね♪今度はデメリットに目を向けてみましょう。
■リフォームを自分でDIYするデメリット
◯DIY大失敗して生活に支障がでる
リフォームを自分でDIYする場合、確実に言えることはプロよりは劣る仕上がりになるということです。
リフォームの種類や施工範囲にもよりますが、リフォームを自分でDIYするということは、クオリティーを求めてはいけません。素人目で見て上出来であっても、プロ目線で言えば失敗レベルということはよくあります。
しかしDIYというものは、プロレベルを求めるのではなく、「まぁこんなもんか」と思えるレベルで十分だとも思います。
その分リフォーム費用が浮き、安く抑えれたことが、最大のメリットなのですから。
しかし、失敗は失敗でも、生活に支障がでる大きな失敗は防ぎたいものです。
設備や電気の失敗は、最悪使用できなくなり生活に大きな支障がでます。
その後リフォーム会社にお願いしたとしても、結果、失敗した分の修正などで費用がさらに高くなることも考えられますので注意して取り掛かりましょう。
◯大ケガのリスクがある
住宅のリフォームで使う工具は、刃物や電動工具などを使うため、使用の注意が必要です。
間違った使い方はケガの元なので、使う前に手順や、取り扱いを学んで使うようにしましょう。カッター1つでも、手を滑らせて、指を切ることはプロでもありえることです。
ケガや大きな事故になれば、せっかくのDIYリフォームも、中断して台無しになってしまいます。
費用を安くしたいという気持ちだけで動いてしまうと、後悔してもしきれないほどの事故やトラブルになれば元も子もないですね。
初めてDIYする人はもちろん、どうしても自分でリフォームをしたいのであれば、確実に安全で、なるべく簡単な工具でできるようなDIYを選ぶようにしましょう。
最後は、これから自分でDIYリフォームをお考えの方に、これだけは辞めておいてほしい工事を説明します。
■DIYで絶対にやってはいけないリフォーム
リフォーム会社に相談するくらいなら自分でやろうかと、お考えかもしれませんが、自分でやってはいけないリフォームがあります。
例えば、電気配線や、敷地に車庫を作る、設備や機器の設置などさまざまです。
電気に関連する工事はそもそも資格が必須となっているため、DIY は絶対にしてはいけません。
敷地内に車庫等を作りたい場合も、法律に関わってくるため注意が必要です。
また、外壁や屋根塗装などの高所作業は、大きなケガや事故につながるため自分でやってはいけません。
自分でリフォームできる範囲はかなり狭いので、できるだけプロのリフォーム会社に相談するようにしましょう。
■まとめ
少しでも費用を安くしたいと考え、自分でリフォームをしてみたいとお考えの人は多いと思います。
しかし、リフォームによっては専門知識や資格が必要になってくるため、むやみに手をだすべきではありません。
費用を安くしたいがために、ケガや事故につながったりリフォーム会社にお願いをして余計に高くことになります。
DIYをやる前は工具の使い方からリフォームのやり方まで十分に知識を得て手掛けるようにしましょう。
そして、大掛かりなものは無理をせずプロに相談してみて、小さなことからDIYチャレンジしてみると良いでしょう。
DIYチャレンジしていくことで、住まいに愛着が湧き、ますます楽しんでDIYが好きになっていくことと思います。
インテリアコンドウではDIY向けの商品の販売や、ご相談も受け付けています。お気軽にお問い合わせください。