コラム
リフォームの失敗事例5選!原因や対策法について解説!
これからリフォームを検討しているのであれば、失敗されるのが怖くはありませんか。
住まいのことですから、リフォームの失敗に気づくと、お金も時間も無駄になってしまいますし後悔もすることでしょう。
ですが、事前にリフォームの失敗事例や対処法を知っておけば、ある程度回避はできます。
そこで今回は、リフォームの失敗事例や対処法についてお話ししますので、参考にしてみてください。
リフォームの失敗事例について
まずは、リフォームの失敗事例について見ていきましょう。
基本的には依頼者の意見を伝えつつ、プロのアドバイスに耳を傾けるのが失敗を減らすコツです。
リフォーム会社に完全に任せてしまった
リフォーム会社はその道のプロですから、すべて任せようと考えるのは当然のことです。
しかし考えるのが面倒だからと言ってすべて任せてしまうと、見当違いなリフォームをされてしまう可能性があります。
また、お任せしてしまった結果、予想以上に費用がふくれあがりトラブルにつながります。
面倒であってもプランの打ち合わせはするべきですし、要望はしっかり伝えておくべきです。
壁紙がイメージしていたのと違う
壁紙は時期が経過すれば黄ばんだり剥がれたりするため、そのタイミングで張替えを検討するものです。
しかし、自分の希望をあまりにも強くしてしまうと、色によっては落ち着かなくなってしまいます。
とくにリラックスできる寝室に、奇抜な色の壁紙を採用してしまうと落ち着けずに壁紙の張替えに後悔されるはずです。
壁紙のデザインに希望があるのでしたら、事前にリフォーム会社に相談し、適切なアドバイスをもらうようにしましょう。
デザイン重視で導線を考慮していなかった
せっかく新しくするのであれば、デザインは重視したいと考えるものです。
しかし、あまりにもデザインを重視しすぎたあまり、重要な導線を考慮せずに失敗したと感じてしまいます。
とくにキッチンの導線はかなり重要です。
リフォームする際には、冷蔵庫やゴミ箱など、現在利用している家電製品などの位置を考慮するべきです。
クローゼットの設置でカビだらけになった
衣類が増えれば、クローゼットの増設で解決します。
しかし、クローゼットの設置場所によっては湿気がたまり、大切な衣類がカビだらけになってしまいます。
とくに北側にクローゼットを設置するとカビが発生しやすくなるため、場所は考慮するべきです。
大きな窓に変更したら視線が気になる
大きな窓は太陽光がたくさん入りますし、場所によっては外の景色も楽しめます。
しかし、道路側に大きな窓を設置してしまうと通行人の目が気になってしまいます。
結果的にカーテンも開けられなくなるため、リフォームの意味が全くなくなります。
また、窓の位置によっては日差しが強すぎるという失敗もあります。
大きな窓にしたい場合は、道路側ではなく通行人が通らない位置に設置されることをおすすめします。
リフォームで失敗しないためにやるべきこと
リフォームで失敗を防ぐためには事例を知ることは大切ですが、それ以外にもいくつかポイントがあります。
リフォームの目的をはっきりさせる
そもそもですが、なぜリフォームをしたいのかの目的をはっきりさせる必要があります。
ただなんとなくですと、リフォーム会社に任せっぱなしになり、結果的にイメージと違い失敗したなと感じてしまうからです。
また、目的をはっきりさせておくことで、必要のないオプションの追加を防げます。
リフォームの目的をはっきりさせ、内容や料金をしっかり把握しておけば失敗の可能性は大きく減ります。
要望はしっかり担当者に伝える
リフォームは全般的に専門分野ですから、知識のない依頼者は、リフォーム会社にすべて任せておけばいいとお考えのはずです。
間違いではありませんが、イメージしていたのと違うものができる可能性があります。
リフォームをすると考えているのであれば、少なからず要望はお持ちではありませんか。
どんな要望でも、まずは担当者にしっかり伝えてイメージ通りかそれ以上のリフォームをしてもらうようにしましょう。
やり取りは書面に残しておく
リフォームは内容によっては担当者とかなりのやり取りが発生しますので、言った言わないなどのトラブルにつながる可能性があります。
基本的には担当者がリフォーム内容を書面に記録してくれます。
ですが、できるだけリフォーム会社任せにするのではなく、依頼者側でもやり取りは書面で残しておくか、心配であれば録音や録画をしておくといいでしょう。
まとめ
リフォームはお願いする会社や施工内容などにより、さまざまな理由で失敗と感じるケースがあります。
当然失敗と感じれば、この先もずっと後悔することにもなりかねません。
マイホームであればなおさらです。
ですから、できるだけ失敗事例を把握しておき、対処法を知っておくべきではないでしょうか。