職人の心得 PROFESIONAL

私達は内装工事のプロとして、最高に良い仕事をさせていただきます。 私達は内装工事のプロとして、最高に良い仕事をさせていただきます。

壁紙施工面でのこだわり

01下地の徹底

下地基材面の検査

  • コンクリート、ボード面の劣化、不陸、凹凸、アクの有無。
  • カビの発生の恐れ、室内の湿気環境であるか。
  • 入隅、出隅の状態把握。

面の洗浄

  • ボード釘留め下地はさび止め溶液処理を行う。

防かび、徐かび処理

  • カビの発生、恐れのある施工面は、現状状況を報告し、防かび処理施工を提案する。
  • 消毒アルコール、防かび材はメーカー仕様に基づいて行う。

下地平滑化

  • 施工下地基材、不陸、建物の揺れによるひび割れの恐れに基づきそれぞれ適切な資材にてパテ処理を行う。
  • 壁紙の種類に基づき平滑度合いを見極めパテ処理を行う。
 

02最良の壁紙施工

材料の検査

  • 品番、ロット、数量、柄、色むら、プリント不良の有無、材料の特性の確認、ほつれ、破れがないか確認

試験施工

  • 伸縮度合い、柄の合い具合、ジョイント、隅々の収まり性を試験貼りする。

採寸の確認

  • 現地調査時と施工前にも採寸を測りチェックする。

作業計画

  • 最良な割り付け計画を行い、墨出し、柄の割りつけを行う。
  • 照明、採光、人の出入りを考慮して割り付けする。
  • 最良なジョイントの収め方を計画。
  • 最良な隅収めの計画。

接着材の計画

  • 一般的なビニル壁紙、特殊な壁紙など商材により適切な施工ができる接着材の選択をする。

接着材の塗布

  • メーカーが指定する適切な分量を塗布する。(30g/m2以下)

オープンタイム

  • 壁紙に糊付け後メーカー指定のオープンタイムを取り、壁紙と糊を馴染ませる。
  • 指定がなければ、試験貼りの状況判断で決める。

壁張り出し基準線

  • 1枚目の張り出しの基準線(縦ライン)を出し建物に対して水平を図り墨打ちする。

張り出し

  • 最上部に、壁紙の左右平行で同柄が来てるのを確認するのと同時に、墨打ちした基準線を合わせる。

撫で付け

  • 壁紙素材により撫でハケの毛羽材選定を行う。
  • 撫で傷に注意し、全体的に空気を抜き、シワがないか確認する。
  • 撫では基本上下作業にすること。

圧着、角出し

  • スムーサーで壁と素材の圧着、角ベラで上下左右の入隅を押さえ角を出す。

ジョイント

  • 壁紙の素材、柄、厚みを考慮してジョイント施工方法を分ける。
  • 基本は重ね断ち、素材、色、柄、施工面を考慮して、突き付け張り、重ね張りかを選定する。

重ね断ちに必須項目

  1. 下地を切らないように下敷きテープを使用する。
  2. 下地を切りすぎた、裏紙の浮きがある時は和紙テープでジョイントを補強する。
  3. 壁に対し垂直に定規をしっかり当て押さえ、カッターの刃を定規に平行に沿わせ、刃がぐらついたり斜めになったりしないよう垂直に断つ。

柄の計画

  • 柄は施工範囲全体で最良の割付けで計画する。
  • 無地張り素材でも上下左右を方向違いで張り付けない。
  • 素材によりジョイントの接着補強で、ボンドや捨て糊して施工する。

ローラー圧着

  • 貼り付け時の端部、出隅、ジョイント部は入念に圧着する。

端部の切断

  • 木枠、巾木、ボード面に対し、地ベラを垂直にあて押さえ、刃を地ベラに平行に沿わせ切断する。
  • 張り付け面以外の枠類に傷を絶対に付けないよう注意する。

糊のふきとり

  • 施工時に糊が付着した箇所は入念に拭き取る。
  • 綺麗な水で絞ったスポンジを使い最低4回拭き取りする。

点検

  • 施工完了後は再度不備がないか点検する。この時照明を壁に照し細部、ジョイント、入隅、出隅、汚れ、傷などクレームにならないよう徹底して行う。

現地調査、施工時の現場管理にも徹底して
細心の心構えを得て対応いたします。

現地調査

  • 施工する箇所はもちろん建物の問題点などがないか確認する。
  • お客様の不安や悩み、希望を聞き出し最良のプランを提案する。
  • 内装の状況、劣化、傷、カビなどを把握し、適切な処置方法を報告アドバイスをする。
  • 入居中のリフォーム場合など、生活の支障が出ないよう最適な工程を考える。
  • 家具はこちらで移設して良いか確認し、金品や重要な物は施工前に外してもらえるか確認する。
  • 現場近隣やマンション規約に配慮した工事をする計画を立てる。

スマホリモート調査

  • スマートフォンを使いお客様にビデオ撮影をしていただき、現場調査をする方法、施工箇所にもよるが、お客様の負担にならないようになるべく短時間で終えるように心得る。

養生

  • 施工方法に応じ養生をして作業に取り掛かる。
  • 施工時も常に清掃を心がけて綺麗な現場を維持する。

家具移動

  • 家具の移動をする前に写真で配置などを記録しておく。
  • タンスや重い家具は必ず2人以上で持ち上げ移設する。
  • 移設する時、床や壁に当たらないよう注意する。
  • 施工完了後元の位置に戻す。

清掃

  • 施工完了後は養生を外し、綺麗に清掃して退出する。
 

私たちは施工をするだけでなく、
お客様に喜んでもらえることをモットーに取り組んでいます。

03安心のアフターメンテナンス

私たちが大事にしていることは、施工完了後にお客様が満足し住み良い空間を維持しているかです。
壁紙は素材の性質上、湿度、乾燥などで伸縮し、ジョイントが目立つことがあります。
弊社では施工完了から1ヶ月後にアフターのお電話をし、仕上がりの不備等あればメンテナンスに伺います。
他社ではやってなかったり、対応不可と言われるところもあるそうです。
またもしものクレーム対応にも誠心誠意対応いたします。
お客様のお声を頂き、日々技術向上してまいりたいと思います。

 

04クレーム

この言葉は私たちお客様共より使いたくない言葉であります 。
壁紙施工のクレームは次のようなものがあります。

  1. キズ、汚れがついてる

    対策 細心の注意して作業をする。また完了前に自主点検、施主点検を徹底する。

  2. 入隅、ジョイントが開いている

    対策 入隅は地ベラの当て方、カッター刃の断ち方を適切にする。コーキングはしっかり打ち込む。

  3. 所々壁に黄ばみが出てきた

    対策 養生、マスキングにてなるべく付着を防ぐ。糊の拭き取りを重要視し、スポンジで拭き取り後、タオル水分まで拭き取ること。

  4. 柄があっていない、根本的に雑な仕上がり

    対策 根本的な技術不足、自社管理不良によります。このようなクレームがないように、日々技術向上してまいります。